秘すれば花、秘せねば花なるべからずとなり

前回の記事の、「秘すれば花」のお話をすこし＾＾


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「秘すれば花、秘せねば花なるべからずとなり」　は、
世阿弥の「風姿花伝」からの言葉なのですが、
「風姿花伝」や、前回でご紹介した「花鏡」って、どのような本なのでしょう？
「風姿花伝」は、世阿弥35歳、「花鏡」は、60歳に書いた、能楽論書で、
それぞれ父、観阿弥の芸を後世に伝えようとしたもの、自らの芸を伝えようとしたものとされています。さらには、75歳のとき、早世した長男に伝えられなかった秘曲を未来に託すために「却来華」が書かれています。

本書は、明治42年まで、数百年知られていなかったのです。
（それぞれの能楽の家に口伝として伝えられていたのですね＾＾）


「秘すれば花、秘せねば花なるべからずとなり」には、
「この分目を知ること、肝要の花なり」と続きがあります。


「風姿花伝」は岩波文庫から出てますので、お紅茶でも飲みながら、読まれてはいかが？

コメント 2

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2週につづき、せ、拙者　感激ですっ　ﾊｲ

秘すれば　に戻らないでくだされっ><
by 親衛隊その一 (2008-04-20 16:11) 

ありがとうございます＾＾　感激していただいて

分目を知ることが肝要の花ですから＾＾
by Fujiko (2008-04-20 17:36)